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Oovvuuは、出版社が記事にコンテキストビデオを埋め込んで、何百万もの人々が信頼できるニュースにアクセスできるようにし、ジャーナリズム企業に対して数億規模の広告収入獲得を可能にしています。

ウェブ: oovvuu.com
カテゴリー: マーケティング、広告テック – メディアテック
会社所在地: オーストラリア
Oovvuuは、出版社が記事にコンテキストビデオを埋め込んで、何百万もの人々が信頼できるニュースにアクセスできるようにし、ジャーナリズム企業に対して数億規模の広告収入獲得を可能にしています。
我々は、世界の100社以上の出版社や放送局と提携しており、クラウド上で彼らのビデオコンテンツ(15万以上のビデオ)を管理しています。我々のテクノロジーは、ビデオを視聴し、ビデオの意味を抽出することで、世界中のジャーナリストが彼らの記事に対して使用できるようなものです。
事業のパートナー


Oovvuuは何をしている会社ですか?
Oovvuuのミッションは、全ての記事に関連動画を載せ、何十億もの人に信頼できるニュースを届け、グーグルやフェイスブックから200億ドルの広告収益をメディア業界に取り返すことです。200以上の出版社、ブロードキャスター、コンテンツプロバイダー、および数百のジャーナリストが毎日、我々のAIテクノロジーを使って記事を読み、ビデオを視聴し、それらを組み合わせています。
あなた/創業者はどのようにしてアイディアを思いつきましたか?
我々は、国際的なメディア企業にビデオを提供し、ギャップを感じています。我々は、グーグルやフェイスブックが信頼性と引き換えに創造した世界、モバイルセントリックが広がる社会で、ビデオがニューステリングの未来になると信じています。
我々のテクノロジーは信頼できるビデオを信頼できるソースからクリック一つで組み込むことができます。
巨大な2社のゾウの複占に比べれば、それぞれの出版社は小さなアリに過ぎないかもしれませんが、出版業界を合わせれば一番大きなゾウになれます。
Oovvuuのミッションは、彼らに誠意のない方法で奪われた収益を出版、ブロードキャスト業界に信頼できる方法で取り戻すことです。
あなたとあなたのチームについて教えてください。
共同創業者たちは、印刷、デジタル、テレビ、テック業界の出身者です。我々はジャーナリスト、エンジニア、CFOといった職業を経験していました。我々は、最初のラウンドで資金調達をするまで4年間、給与なしでビジネスを運営していました。現在、我々はシドニー、ロンドン、ニューヨーク、ケープタウン、ムンバイにいる14人です。 現在は、AIが我々のビジネスをスケールさせる方法となっているので、半分の社員がエンジニアになっています。 私(Ricky Sutton)は、ジャーナリストでしたが、予期せずに起業家になりました。私は、ローカルニュースのレポーターとしてキャリアをスタートさせ、その後に戦争特派員になり、その後、イギリスの全国紙のレポーターをしました。 News UKのデジタル部門のヘッド、News Australiaのマネジングエディターを経験した後、共同創業者と一緒にOovvuuを設立しました。
Oovvuuの代替品はありますか?
何年もの間、競合はいませんでした(我々はアメリカのニュースで未来のユニコーン企業として取り上げられたこともあります)。しかし、我々が成長するにしたがってプレーヤーがいくつも現れてきました。
差別化のポイントとしては、我々のAIは既に第三世代にあり、我々の真似をしているプレーヤーはいまだに我々が2015年におかしたミスをしています。他の差別化ポイントは、我々自身が抱えていた問題の解決を行ったことです。我々の真似をしているプレーヤーはテック業界出身です。テッキー達がメディアの特性を理解しようとすることは、グーグルで旅客機の操縦方法を学ぶようなものです。そのような旅客機は墜落し、搭乗者は全員死んでしまいます。
ターゲット顧客はだれですか?
我々のサービスは、118以上の出版社によって毎日使用されていますが、我々の理想的な顧客は長年信頼のあるニュースを報道してきて読者に愛されてきたメディア企業です。
我々は、彼らにとって少し動画作成を容易にし、彼らが我々に安全な情報を伝えてくれるようなもっと重要な仕事に集中できることを可能にします。
あなたの製品は業界でどのように差別化していますか?
グーグルとフェイスブックは、5年にわたってテクノロジーを使い、嘘をついて200億ドルをメディアから奪ったのです。
我々のテクノロジーは、全てをやろうとしていないので彼らよりも優れています。一つの事に特化しているので非常に優れています。
両者は我々をコピーしようとしましたが、失敗に終わりました。グーグルは我々をコピーしようとして、失敗し、我々を買収しようとしましたが、それも失敗に終わりました。
我々の違う点としては、信頼は獲得しなければいけないもので、テクノロジーは学ぶものということを知っている点です。
我々は、何世紀にもわたる出版社の信頼があり、また早いスピードでテクノロジーを学んでいます。
我々の差別化している点は、現在我々のソリューションをスケールしており、2社の複占から出版社に利益を取り返している点です。
南アフリカでは、我々は既に広告主から、YoutubeからOovvuuを使用する出版社に15%の支出を移し替えるというコミットメントを獲得しています。
これが始まりであり、1年ごとに10倍に成長していきます。
Oovvuuのマイルストーンは何ですか?
多くのマイルストーンがありました。顧客の獲得、利益の獲得、資金調達、海外展開、AIの開発、グーグルの買収提案への反対などがありました。
我々は、全ての国に存在しない限り、我々のゴールである毎日のニュース記事にビデオを載せることはできません。
我々はオーストラリア、ニュージーランド、南アフリカ、インドなどでは独占的ですが、日本が次のマーケットです。
なぜ日本をターゲットにしようと考えたのですか?
2019年6月、我々は2021年の戦略を考え始めました。我々は、日本が世界3位の経済であり、読売や日経がリードする非常に強いマーケットがあることを知っています。 また、我々は他の国ですでにDentsu Aegisと関係を構築しています。 最後に、我々は日本はビデオという観点ではまだ初期段階のマーケットであると発見し、巨大で信頼できる市場に成長すると考えました。