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Enrouteは、Uber、Lyftと言ったモビリティアプリや大量輸送サービスにリンクし、顧客に合わせてパーソナライズされたロケーションベースのコマースプラットフォームを開発しています。

ウェブ: enroute.tech
カテゴリー: スマートリビング – リテールテック
会社所在地: イスラエル
SBCプログラムを通じてディスカッションや実証実験をするためにJR西日本と電通に選ばれました。現在実施中です。
Enrouteはパーソナライズドロケーションベースのコマースプラットフォームで、UberやLyftなどのモビリティアプリや乗り換えサービスとつながっていて、顧客が社内で買い物をすることで、無料で乗車することができ、彼らの目的地で製品をピックアップすることができます。
事業のパートナー


Enrouteは何をしている会社ですか?
Enrouteは、UberやLyftなどのモビリティアプリや大量輸送サービスとお店を繋ぐプラットフォームで、顧客が目的地の近くの場所で買い物をし、インタラクトし、買ったものをピックアップすると運賃が無料になるというサービスです。
あなた/創業者はどのようにしてアイディアを思いつきましたか?
我々は、自動運転車が利用されるようになれば、人々は乗車中にできた時間で何をするのかについて様々な考えを巡らし、2つのことがわかりました。 1つは、本当に多くの人々が電車やバス、乗用車に乗る時は、毎日「自動運転」車を使用しています。次に2つ目は、乗客は移動中の空いた時間を利用しオンラインショッピングをします。実際、イギリスでは、全てのオインラインショッピングの20%が朝の通勤時間中に行われています。
あなたとあなたのチームについて教えてください。
Enrouteはイスラエルを拠点とするスタートアップ企業です。「Startup nation」の企業の多くのように、その技術のほとんどはイスラエル軍から来ており、EnrouteのCTO Sagiはイスラエルのテック企業において開発チームを率いる前、7年間、最も権威のあるテックユニットのオフィサーの1人でした。 私(Aviv)は、長い間メディアに従事していました。Sagiと共に会社を設立することを決める前、全国のラジオおよびテレビのプレゼンターや技術ジャーナリストをしていました。
Enrouteの代替品はありますか?
iBottaやValidatedのようなB2Cアプリがいくつかあり、ユーザーが買い物をしながら乗車クレジットを獲得できるようになっています。EnrouteはB2B2C パスを採用しました。弊社のプラットフォームは既存のアプリで一括されているため、より少ないリソースではるかに多くのユーザーにリーチすることができます。このように、モビリティ企業がより稼ぐことができ、小売業者がモビリティの「ゴールデンタイム」でユーザーとやり取りすることができ、ユーザーは無料で乗車できるというWin-win-winな状況を作ることで、運送会社を支援しています。別のユニークな機能は「click & collect (クリック&コレクト)」です。乗車中に買い物をし、目的地で商品を受け取る機能は、乗客にとってだけでなく、ローカルビジネスを支援し、配達と返品が少なくなるので排出量を削減します。
ターゲット顧客はだれですか?
モビリティ企業。大量輸送サービスもしくは、SaaSと配車アプリのいずれか。
あなたの製品は業界でどのように差別化していますか?
モビリティ企業に新しい収入源、新鮮なロイヤリティスキーム、そして多くの貴重なデータを提供しています。
Enrouteのマイルストーンは何ですか?
JR西日本とLOIの契約を交わし、またJR西日本と電通との協業後、大阪エリアでPOCを開始したいと考えています。それまでは、別の地域にて、別のモビリティのパートナーと他のコラボレーションも開始します。
なぜ日本をターゲットにしようと考えたのですか?
日本は我々にとって次の3点において最も興味深い市場の1つです。
1. 交通機関の大部分においてモビリティサービスが用いられている。
2. 日本人はテクノロジーに精通しており、eコマースが非常に大きいこと。
3. 日本のポイント集めは、国民的スポーツのようになってきています。日本語の新しい名前もあり、「ポイ活」と言います。(ポイ活 – ポイント活動の略称。あらゆる種類の報酬ポイントを集めて、お金を節約する方法を模索するライフスタイルのこと) 。