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Rainmaking Innovation Japan、アクセラレータープログラム Startupbootcamp Scale Osaka 第3期参加スタートアップ10社を選抜
大阪、2021年12月21日 – Rainmaking Innovation Japan 合同会社(所在地:大阪府北区、代表:リム・ブライアン、以下 Rainmaking Innovation Japan)は、「Startupbootcamp Scale Osaka Cohort 3」(スタートアップブートキャンプ・スケール・大阪 第3期)に向け、11月9日から11日にわたり最終選考を実施し、本年度のプログラムに参加する国内外のスタートアップ10社を選出しましたので、お知らせいたします。
3年目となる本年度の「Startupbootcamp Scale Osaka」では、第2期に続き「Smart City & Living(次世代都市と未来の暮らし)」をテーマに、Mobility、Living、Tourism、Health & Wellbeing など、幅広い業界にわたる成長段階のスタートアップ企業からの注目を集め、世界各国から300件を超える応募者がありました。
最終選考会は 11月9日から11日までの3日間、リモートで開催されました。300社を超える応募から書類選考等により選抜された20社が最終選考に臨み、メンターやパートナー企業とともに国内外合計10社のスタートアップ企業が選抜されました。本年度のプログラムは11月22日を開始日とし、パートナー企業との協業期間を経て、2022年2月25日に予定されている成果発表会にて3ヶ月間の成果発表を行います。成果発表会の詳細については、改めて告知いたします。

採択スタートアップ企業10社
- Bebridge(日本)
「xRプラットフォームで日本と世界の産業をアップデート」をビジョンに掲げ、xR(AR/VR/MR)・インターネットサービス事業を展開。 - Coco & Lucas’ Kitchen(オーストラリア)
味や食感、風味のすべてにおいて「本物のお肉」を目指す100%植物由来の代替肉を提供。 - CopperTree Analytics(カナダ)
機械学習を採用した特許技術を用いて、建物のエネルギーデータを分析する自動故障検出・診断ソフトウェアを提供。 - Crown Technologies Holding Pte Ltd(シンガポール)
シンガポール初のロボット型無人コーヒーバリスタ「Ella(エラ)」を開発。専用アプリや交通系ICカードを使った事前注文・決済に対応。 - Kiswe(アメリカ)
リアルタイムのライブストリーミングを配信するクラウド型動画配信システムを開発。対象市場向けにカスタマイズされたコンテンツの提供を可能にする。 - PriceHubble(スイス)
不動産査定とマーケット・インサイトに基づいた革新的なデジタルソリューションを提供。 - Sophya(アメリカ)
ユーザー間のコミュニケーションや交流を促進するオンライン上のバーチャル/メタバースオフィス空間「SoWork(ソーワーク)」を展開。 - Transreport Limited(イギリス)
障害のある方が自由に移動できる社会の構築を目指し、公共交通機関の利用困難者向け支援アプリ「Passenger Assistance(パッセンジャー・アシスタンス)」を開発。 - Velodash Inc.(台湾)
サイクルツーリズムに特化したアプリ「Velodash(ベロダッシュ)」を開発。インタラクティブ性の高い、スムーズなイベント運営をサポート。 - FACIL’iti(フランス)
ウェブサイトアクセシビリティ向上サービス「FACIL’iti(ファシリティ)」を開発。視覚・動作・認識の症状に応じて、画面を自動的に最適化するソリューションを提供。
Startupbootcamp Scale Osaka プログラムディレクター 木川菜都子よりコメント
今年度のプログラムでは、幅広い分野から優れたグローバルスタートアップが参加しております: メタバース、AR/VR、プラントベース食品、サステナビリティSaaSソリューション、スポーツ生配信プラットフォーム、障害者支援テック、不動産テックなど。
選定されたスタートアップ企業は、日本市場への参入に真剣に取り組んでおり、7社のパートナー企業と共に日本におけるPoCを成功させるための戦略や要件を事前にしっかりと準備していることが印象的でした。私たちは、パートナー企業と共に、商業化と社会的インパクトの両方の観点から、有意義なイノベーションの創出を目指して、これらのスタートアップ企業と協働できることを非常に嬉しく思っています。
成果発表会の開催
「Startupbootcamp Scale Osaka Cohort 3」の成果発表会(デモデイ)を2022年2月25日(金)に開催します。参加登録の受付は2022年1月より開始いたします。成果発表会の詳細については、改めて告知いたします。
■ Rainmaking Innovation Japan 合同会社について
Rainmaking Innovation Japan 合同会社は、Rainmaking Innovation LTD(以下、Rainmaking Innovation)の日本法人です。現在、阪急電鉄株式会社、株式会社JR西日本イノベーションズ、株式会社電通、株式会社読売新聞大阪本社、株式会社三井住友銀行、日本たばこ産業株式会社、さくらインターネット株式会社の7社とともに、Startupbootcamp Scale Osakaプログラムを運営しています。Rainmaking Innovationの目標は、「コンパス」、「スタートアップブートキャンプ」、「ベンチャービルディング」など独自のサービスを通じて起業家精神の力を解き放ち、個人、企業、社会が大きな課題を解決できるよう支援することです。
■ Startupbootcamp / Startupbootcamp Scale Osakaについて
「Startupbootcamp」は、現在世界20ヵ所以上に拠点を構える欧州最大級のアクセラレーション(事業開発促進)プログラムです。全世界のスタートアップと開催都市のパートナー企業との協業を支援することを目的とし、これまで世界18都市での プログラム開催と700社以上のスタートアップ 支援実績を有しています。
「Startupbootcamp Scale Osaka」は、大阪の「Smart Cities(スマートシティ)」領域の成長に焦点を当てたイノベーションプログラムです。Startupbootcampのグローバルベンチャービルダー兼クリエーターであるRainmaking Innovationの一端として、このプログラムは、国際的なスタートアップが日本で事業を拡大し、収益と資金調達の機会を増やす機会を提供します。
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